Q.返戻レセプトをオンラインで請求するには?
A1.返戻レセプト(返戻ファイル)をダウンロードする
返戻レセプトがある場合は、オンライン請求のサイト(支払基金、国保連合会)へ接続し、
返戻レセプト(返戻ファイル)をダウンロードします。
※返戻レセプトは、前月請求分のレセプトデータのみダウンロードできます。
※紙レセプトで請求した分の返戻レセプトは、ダウンロードできません。
※返戻レセプト(返戻ファイル)は、請求した翌月のみダウンロードできます。
前月請求分の返戻レセプトがある場合は、「トップページ」画面の「処理状況」欄に
『返戻レセプトがあります。返戻レセプトボタンからダウンロードして下さい。』と表示されます。
≪作業手順≫
◎「返戻レセプトダウンロード」画面にメッセージが表示された場合
「返戻レセプトダウンロード」画面の上部に、『セキュリティ保護のため、このサイトによる、
このコンピューターへのファイルのダウンロードがInternet Explorerにより
ブロックされました。オプションを表示するには、ここをクリックしてください。』
とメッセージが表示された場合には、メッセージ部分をクリックし、表示されたメニューから
『ファイルのダウンロード』を選択すると「トップページ」画面に戻ります。
再度『返戻レセプト』→『当月分(医科)』から「返戻レセプトダウンロード」画面を表示し、
『ダウンロード』ボタンをクリックします。
返戻レセプト(返戻ファイル)のダウンロード作業は以上になります。
A2.ダウンロードした返戻データをORCAに取り込む
返戻データのファイル名
(例) RESEIPTC.HEN
RESEIPTC.SAH
1.業務メニューより「44 総括表・公費請求書」を押します。
2.「データ取込」(shift+F3)を押すと、取込画面が表示されます。
3.フォルダマークを押して、ダウンロードしたファイルを選択し、[開く]を押します。
※ここでは例としてファイルの場所を[ディスクトップ]としていますが、
実際に返戻レセプトをダウンロードした場所を指定し、選択して下さい。
4.ファイル名をセットし、「データ転送」(F10)を押します。
5.「DB登録」(F12)を押します。
【処理結果】画面が開き、「処理は正常に終了しました」と表示されれば取り込みは完了です。
「戻る」(F1)を押し、元の画面に戻って下さい。
取り込んだデータは「43 請求管理」の「返戻一覧」(F5)から確認できます。
A3.返戻レセプトの再提出の設定
1.返戻データの修正を行います。
・病名の追加や、保険情報の打ち直しなど
2.「42 明細書」でレセプトの個別作成を行います。
3.「43 請求管理」を押し、診療年月・患者番号を入力します。
返戻データがある場合は「返戻データあり」と表示されます。
4.「請求年月」「返戻年月」には実際に請求する年月を入力します。
【 □返戻無 】チェックボックスにチェックを入れ、【 □返戻有 】にし、紐付けを行います。
5.「返戻確認」(F10)を押すと返戻情報が表示されます。
6.確認後、「戻る」(F1)を押し、「登録」(F12)を押して設定内容を登録します。
7.「44 総括表・公費請求書」にていつもと同じ様に処理をかけます。
紐付けを行った返戻データは返戻レセプトと共にレセプトと電算データに記録しますが、
総括表には「当月・月遅れ分」「返戻分」共に含まれません。レセ電ビューワでの確認をお願い致します。
「44 総括表・公費請求書」の処理後は、「社保レセ電」、「国保レセ電」にてそれぞれデータを保存し、
オンライン請求にて請求を行います。
作業は以上になります。