平素よりお世話になっております。
この度、プログラム更新・マスタ更新についてご案内させて頂きます。
平成29年7月25日に下記項目内容のプログラム更新が提供されます。
◇H29年7月25日提供<ORCA Ver.4.8.0><ORCA Ver5.0.0>
提供項目:診療行為/入退院登録/明細書/総括表、公費請求書/API/帳票/地方公費・負担金計算関係/その他
<平成29年7月25日対応内容>
■平成29年8月1日より、高齢者の高額療養費算定基準額が変更になります。
ア 現役並み所得者
外来療養に係る算定基準額が現行の44,400円から57,600円に変更となります。
イ 一般所得者
(1)外来療養に係る算定基準額が現行の12,000円から14,000円に変更となります。
又、新たに、自己負担額の年間(前年8月1日から7月31日までの間)の合計額に対して
144,000円の算定基準額が設けられます。
(年間の算定基準額については、償還払い)
(2)入院療養に係る算定基準額が現行の44,400円から57,600円に変更となります。
又、新たに、多数回該当44,400円の算定基準額が設けられます。
【高額療養費制度の見直しの対応について(平成29年8月診療分以降)】
1.負担金計算(高齢者)
新たな高額療養費算定基準額で負担金計算を行います。
2.レセプト(高齢者)
(1)保険欄-「一部負担金額」・「負担金額」欄について
新たな高額療養費算定基準額で計算した一部負担金を記載(記録)します。
(2)「特記事項」欄について
一般所得者・入院療養に、新たに、多数回該当44,400円の算定基準額が設けられた事により、
全国公費併用分(法別51,52,54)で一般所得者・入院療養・多数回該当(公費の種類に
「958特疾4回目」を入力) の場合は、特記事項の記載が必要になりますが、この対応については、
記載内容を対応した上で、平成29年8月末パッチで対応します。
**プログラム更新・マスタ更新更新手順**
必ず1「03 プログラム更新」、2「92 マスタ更新」の手順で作業を行って下さい。
マスタ更新を先に行うと、更新画面にて「異常終了」のメッセージが出てしまいます。
先にマスタ更新を行った場合でも、プログラム更新後、再度マスタ更新をかけていただければ
問題ありません。
※ プログラム更新を行った際には、一度ORCAの接続が切れます。
ORCAを使用していない時間帯での作業をお願い致します。
作業1 プログラム更新の手順について
・ ORCAを立ち上げます。
↓
・「03 プログラム更新」ボタンをクリックします。
↓
・ 画面右下「更新」ボタンをクリックします。
↓
・「プログラム更新を実行します。よろしいですか?」と質問してきますので、「OK」ボタンをクリックします。
↓
・ 5分~10分程度待ちます。
(更新内容が大きい場合や、回線が込み合っている場合、さらに時間が掛かる場合があります。)
↓
・ プログラム更新が終了するとORCAの接続が切れてしまいます。
↓
・ 再度ORCAを接続し直し、プログラム更新画面をご確認ください。
↓
・ 画面下部のメッセージが「処理は正常に終了しました」となればプログラム更新は終了していることを表します。
↓
・「戻る」ボタンをクリックして、作業終了です。
作業2 マスタ更新の手順について:
・ ORCAを立ち上げます
↓
・「01 医事業務」ボタンをクリックします。
↓
・ 業務メニューから「92 マスタ更新」ボタンをクリックします。
↓
・「マスタ更新を実行します。よろしいですか?」と質問してきますので、「OK」ボタンをクリックします。
↓
・ 5分~10分程度待ちます。
(更新内容が大きい場合や、回線が込み合っている場合、さらに時間が掛かる場合があります。)
↓
・ 画面下部のメッセージが「処理中」から「マスタ更新は正常に終了しました」となればマスタ更新は終了していることを表します。
↓
・「戻る」ボタンをクリックして、作業終了です。
作業は以上です。
何かご不明な点などございましたら、弊社までご連絡いただきますよう宜しくお願い致します。